ジャニス工業
ジャニス工業は洗面器・トイレなどの衛生陶器を製造している製造業者です。正式な社名はジャニス工業株式会社でロゴは「Janis」とローマ字で記載されている。1935年に西浦製陶株式会社として設立し、1967年(昭和42年)には名古屋証券取引所二部に上場、1979年(昭和54年)に常磐西浦製陶株式会社と愛知陶管工業株式会社と合併する際に現社名へと改称している。本社所在地は焼き物で知られた愛知県の常滑市にあり、同じく衛生陶器の製造メーカーであるイナックスも同市に会社を置いています。1996年(平成8年)にはINAXと資本・業務提携をする関係となっています。ジャニスが販売している便器の特徴としては「フロントスリム」が上げられます。洋式便器で最も汚れがつきやすい手前の淵をスリムにした形で、掃除をするときも拭き取りやすくなっています。水を流すときには「サイクロン洗浄」機能を採用しており、水流を渦巻きのように流すことでこびりつきを抑えます。陶器の表面にも「Gコート」と名付けられたコーディングが施してあり、汚れがつきにくいようになっている。事業所は本社がある中部地方を中心に、東北から九州まで数々存在する。2013年(平成25年)には上海ショールームを設け、中国への国外展開もしています。